扁桃・咽頭ジフテリア

緊急性が低い
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ジフテリアによるへんとう咽頭炎は、 ジフテリア菌によって引き起こされる咽頭と扁桃腺の細菌感染です。気道の分泌物への接触だけではなく、感染者の肌への直接的な接触によっても感染します。喉の痛み、体温の微熱と炎症を起こしている首のリンパに腫れが生じ、咽頭と扁桃腺に固く付着した繊維素からなる偽膜が通常は形成されます。診断は病歴の聞き取りと身体検査(咽頭の炎症と付着している薄膜)によって行われます。薬物療法は、抗生物質、適切な水分補給、鎮痛とジフテリア抗毒素に基づいています。患者の気道、バイタルサインおよび神経学的状態の監視が重要です。患者は気道感染隔離と接触隔離の状態を保たなければなりません。

参考文献
  1. Luis F Barroso, Samuel Pegram. Clinical manifestations, diagnosis, and treatment of diphtheria. UpToDate. Oct 04, 2016.
  2. Luis F Barroso, Samuel Pegram. Epidemiology and pathophysiology of diphtheria. UpToDate. Feb 24, 2016.
  3. Jayashree M, Shruthi N, Singhi S. Predictors of outcome in patients with diphtheria receiving intensive care. Indian Pediatr 2006; 43:155.
  4. Sing A, Heesemann J. Imported cutaneous diphtheria, Germany, 1997-2003. Emerg Infect Dis 2005; 11:343.
  5. Soriano F. Infecciones por Corynebacterium. Farreras Rozman. Medicina Interna. Volumen 2. 12º edición: 2265-2269.
著者
先生 Elvira Moreno
著作権
© TeckelMedical 2026

症状

    喉に灰白色の膜


    喉の痛み


    咽頭膜をはがすと出血します


    首のリンパ節の腫れ


    扁桃腺の発赤または腫れ

注意すべき症状

解熱剤(パラセタモール、イブプロフェン)で熱が下がらない
首の片側の腫れと痛み
呼吸がしづらい
ものを飲み込む(嚥下)ことが難しい
口が開けにくい

セルフケア

症状が軽減するまで、安静にしてください。
1日6~8杯の水分摂取を心がけてください。
抗生物質の処方については、かかりつけの医師にご相談ください。
痛みを和らげる飲み物や食べ物(お茶、スープ、蜂蜜など)を摂取してください。
筋肉痛や38℃以上の熱があるときは、市販の痛み止めや解熱剤を使用してください。
ジフテリア抗毒素の処方については、かかりつけの医師にご相談ください。