肘部管症候群

緊急性が低い
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肘の尺骨神経の巻き込み(尺骨トンネル症候群)は、腕の尺骨神経が圧迫または刺激されることで起こります。

多くの場合、正確な原因は不明です。知られている原因としては、神経の直接損傷、神経への長時間の圧迫、近辺の身体構造の炎症または損傷による神経への圧迫などが考えられます。

症状としては、小指と薬指の一部(通常は手のひら側)の異常感覚、脱力感、指の協調運動の低下、手や手首の爪の変形、痛み、しびれ、感度の低下、尺骨神経支配領域のしびれや灼熱感などが挙げられます。

診断は、問診と身体検査によって行われます。血液検査、筋電図、神経伝導検査、神経生検などの追加検査が行われることもあります。

治療が必要ない場合もあります。治療は、鎮痛剤と抗炎症剤の服用、理学療法が基本です。症状が悪化した場合や、神経の一部がすり減ったことが確認された場合は、神経の圧迫を取り除く手術が有効な場合があります。

参考文献
  1. Timothy J Doherty, MD, PhD, FRCPC. Ulnar neuropathy at the elbow and wrist. Uptodate. Mar 21, 2017.
  2. Shin R, Ring D. The ulnar nerve in elbow trauma. J Bone Joint Surg Am 2007; 89:1108.
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  4. Landau ME, Campbell WW. Clinical features and electrodiagnosis of ulnar neuropathies. Phys Med Rehabil Clin N Am 2013; 24:49.
  5. Vijayan J, Chuen CY, Punzalan AM, Wilder-Smith E. Clinical reasoning: a 27-year-old man with hand numbness: exploring new horizons and reinventing the past. Neurology 2014; 82:e80.
著作権
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症状

    小指の麻痺


    よく使う方の肘に痛み


    患部のうずき


    薬指と小指の痛み


    薬指外側が麻痺しています。

注意すべき症状

手の変形
手足(四肢)の感覚と運動能力が失われる

セルフケア

市販の鎮痛剤や抗炎症剤を服用してください。
筋力を維持するために理学療法エクササイズを行ってください。
肘をぶつけたり、寄りかかったりしないようにしてください。
手首や肘用のサポーターを使用してください。